2010年2月11日 (木)
さくらシュトラッセ
カテゴリ: レビュー
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| ブランド | ぱれっと |
| 発売日 | 2008年1月25日 |
| 原画 | くすくす |
| シナリオ | NYAON |
| 音楽 | BURTON / 樋口秀樹 |
私は商店街の一角にあるような、気軽に食事できる料理屋さんが大好きです。
年頃の娘さんが集うようなしゃれたお店ではないけれど、安くておなかいっぱい幸せ気分にひたれるような、そんなお店。
たとえばほら、みなさんも学生時代の帰り道、必ず立ち寄ったお店とかないですか?
もはや看板娘通り越して店の女将になってるようなおばはんが切り盛りする洋食屋さんとか、居酒屋と見まごうばかりのカウンターしかない小さなドイツ料理店とか、学生以外の客を見たことがない安さだけが取り柄のカレー屋さんとか。
いやあ、ごはんって本当にいいもんですね。
今回はそんな町の洋食屋さん、「かもめ亭」という名の小さなレストランを舞台にした、世にも不思議な物語、ぱれっとの「さくらシュトラッセ」をレビューしたいと思います。
相変わらず導入に無理があるなあ……ってか、またしても二年前のゲームだわ。
天国から来た料理人
とある港町に位置する商店街、「さくらシュトラッセ」と呼ばれる洋風な町の片隅に、そのお店はありました。
安くておいしいと評判の洋食屋さん、かもめ亭。
主人公の綾瀬春美くん、通称みーくんはそこの長男坊で料理人。
腕のいい料理人になるべく、遠くの町へと修行に出たみーくん。亡き父の後を継いだ義理のママンのためにも頑張るよ!
それから一年ほどたったある日、ママンが過労で倒れたという知らせを聞いてすっ飛んできたみーくん。
むろんママンの代わりに店を切り盛りする気満々です。ああなんというマザコン孝行息子でしょう。
愛車にまたがり颯爽と夜の海岸沿いをひた走るみーくん。いざママンの元へ!
そこへ自衛隊の戦闘機が落ちてきて爆発に巻き込まれ、いきなり人生ゲームオーバーとなるみーくん。
なんという悲劇! 物語はここで終わってしまうの!? 人生のリセットスイッチはどこ!?
すると今まさに死なんとするみーくんの前に、突如魔女っ子が現れてみーくんを甦らせてくれました。
魔女なんてとんでもない! あなたはまさに天使ちゃん!
とか思ったらなんとこの娘っ子、戦闘機を撃墜し、みーくんを半死半生たらしめた張本人だったのです。
……やっぱり魔女でした。
とにもかくにも一命をとりとめ、かもめ亭の新シェフとして(ママンのために)張り切るみーくん。
しかし、ママンの味にも死んだパパンの味にも及ばぬ、半人前みーくんの料理。
たった一日でシャレにならん客足のひき方をみせるかもめ亭。
だがその程度で我らがみーくんはくじけません。練習あるのみ! 取り戻せ、すべてを!
意気揚々と厨房にこもったものの、いきなし右腕がもげてぶっ倒れるみーくん。
あああこらいけん。あらパパン、なんで川の向こう側で手招きしてんのん?
そこへまたしても魔女登場。なんでも魔法でムリヤリくっつけたはいいが、いかんせん急場しのぎのために、定期的に魔法かけなおさんと再びお手々がもげるそうな。
というわけでおそばにおいてくれさい、と頼む魔女。
ついでに金ないのでここで働かせてくれい、と付け足す魔女。
……そっちが本音かキサマあああっ!
めちゃめちゃ話はしょってますが、だいたいこんなお話です。
(一部ド派手にウソが入ってます)
かもめ亭の人々
そんなわけで魔女とその使い魔を加え、新体制となったニューかもめ亭の面々は以下の通り。
各種取りそろえてみなさまのお越しをお待ちしております。
マリー・ルーデル
上ではムチャクチャ書いてますが、実はものすごーく義理堅くまじめな魔法使い。
料理は得意よ厨房は任せて! ……あらみーくんシェフの座を奪われたわ。
おっぱい星人なみーくんの報復(セクハラ)に怯える日々が続く、かなーり不遇な境遇に置かれてます。やたら揉まれるわいじめられるわ。
そんな彼女は魔女っ子アニメに萌え萌えな重度のオタク。この国には聖地アキハバーラ巡礼のために訪れたらしいです。
変身シーンは常にハニーフラッシュなので、みーくんはいつもウハウハよ。そりゃ公衆の面前であれやられたら、どーみても恥女扱いされますがな。てゆーかわざわざ変身ムービーまで作るスタッフの心意気に惚れます。
実はすんごい誘い受けなので、強引に迫ればいやよいやよも好きのうち。
綾瀬優佳
経理と接客担当なみーくんのお義姉ちゃん。
義弟たるみーくんを溺愛してるそうですが、ゆー姉の愛はとても痛いのです。
あらゆる障害は実力で排除な肉体派なので、なにかっつーとみーくんを力ずくで従える陰の店長ってゆーか番長。
みーくんをシェフから追い落としマリーを据えた張本人ですが、それもこれもみーくんを思えばこそ。
……と、思いたいです。ほんとに。
そう思わないとあの暴力の日々に耐えられません。(笑)
里村かりん
接客担当……というか、つまみ食い担当 な幼馴染。
世の幼馴染ドリームをぶち壊すかのごとく、なんも考えてないおバカトークが炸裂します。
巷ではどうも「きゃっほーきゃっほーうるさい」とか「ぶっちゃけウザい」とか、なんとも辛口評価の目立つ彼女ですが、私は好きです。つか、私の口癖も「きゃっほう!」だし。
素っ裸で「きゃっほーう! みーくーん!」とか走ってくるようなバカ娘なのに、正直かわいくて仕方ありません。
いやマジで彼女がいなければ、私たぶんレビュー書きませんでしたよコレ。
さああなたもかりんに惚れろ。
ルゥリィ
かりんがいないときだけ手伝ってくれる、臨時フロア担当なマリーの使い魔。
……なんですが、なぜか主人であるマリーより偉そう。
なんともねこねこしい猫好きなので、猫をいじめたりすると烈火のごとく怒り狂います。
猫嫌いなみーくんが、必死に猫に慣れようとする様はとてもほほえましい。
ええ背後でルゥリィが睨んでますし。
まとめ
こんなレビューでなにが伝わるのかって感じですが……。
コンセプトがはっきりしており、キャラが立ってて共通ルートの会話がとても楽しく、読後感もいい、という良作。
その辺に転がってる魔女っ子モノと違って、ちゃんと魔女の存在がストーリーにきっちり絡んできますし、蘊蓄でテンポ崩すようなところもありません。
エロゲ初心者のあなたでも、必ずや最後まで一気に読めるでしょうぞ。
むつかしい話ばっかのゲームに飽きたヘビーユーザーが、気軽にプレイしたいときにもオススメです。
あと、ファンディスクの「さくらんぼシュトラッセ」が出てますので、これから買う人は(両方ともロットアップしてるので、中古でしか入手できませんが)一緒に買って連続プレイするのもいいかも。
本編プレイ後の余韻が残ってるうちに後日談が読める、ってのはなかなか爽快ですよ。
きゃっほーう!ルゥリィ!
> fuzzyさん
やはりルゥリィ人気高いなあ。
ああんどこかにかりん好きの同志はいないものかしら。
なればオレ様はかりんの人気を獲得すべく、ここに「かりん党」の設立を宣言します!
ジーク・きゃっほう!
……しまった「きゃっほう万歳」ってなによオレ。
>ああんどこかにかりん好きの同志はいないものかしら
はーい!ここに一名いますよー
って言っても未プレイですが(キリッ!
あくまで雑誌記事で見て、このコが一番かなーって思った程度なんですが・・・
> 天城さん
ジーク・きゃっほう! お仲間ゲットよ!
さあ天城さんもレッツプレーイ! そしてあまりにもあけすけなかりんにドギマギする、イケナイお兄さん気分を味わいましょう!
シナリオの完成度でいうと、ルゥリィの方が萌える気もしますが。(汗)
いやオレ様はあえてかりんルートを推す!